毒親

私の母親は16才で結婚しました

17の時に姉

19の時に私

23の時に弟


父親は8才歳上

自営業でした


亡き父親から母親に宛てた手紙が3通仏壇に保管されてます



3通とも

「可愛い我が子に当たり散らすのは止めてくれ」

「俺がお前を支えるから 子供たちだけには当たらないで欲しい」

「小さな子供たちの世話は ストレスを溜め込んでしまうのは充分理解してる」

「たまには 二人で出掛けような」



こんな内容



当たり散らすのは止めたいと母親は思ったのだろうか?

父は本当に母に尽くした



尽くせば 尽くす程

母は我が儘がひどくなり 手が付けれなくなって行った



さすがパーソナリティ障害だと思う



愛情の「試し行為」は酷かった

仕事中の父に


「頭が痛いから 今すぐ薬買って来て!!!!!」

と鬼電



父が何とか時間を作り

薬を買ってくると 満面の笑み

「堪忍してくれ! 仕事中なんだ!」



そんな光景なんて 日常的だった

姉はそんな父の姿を「男なら当たり前」だと

認識したらしいが



私には母の満面の笑みが

「気持ち悪く」見えていた



本当は頭痛くないくせに

いつも嘘言って お父さんを「困らせて笑ってる」そんな風に見えてました



父から愛されてると思えば 思う程

「お前たちなんていらない」

「お母さんにはお父さんがいればいい」



母の思い通りに行かない時は耳タコ程

こんな言葉をよく言われました



嘘まみれの母

「私が仕事出来るから 嫉妬される」

「私は本当に幸せな夫婦生活だった」

「私は」「私は」


そんな一方的な会話しかしない母


弟に「早く離婚しなさい」しか言わない母



全ては自分が生きて行きやすくなる為

私は一度母から離婚を進められた事がある


「なんでそう思うの?」と聞いた時



「お母さんの老後の保障」だと言われた



正直な言葉だろう


毒親に育てられると「軸」がぶれている


頑張らないととムダに頑張ったり

何が「普通」なのかが「自信」がない



「普通」なんてないんだよ

「自分らしく生きる」んだよ

なんて 「感覚」がないのだ


若い頃から母親の「呪縛」と向き合って来たが

これは 本当に深く 深く 深いものだ



いまさら恨む気持ちも

憎む気持ちもないが

「そもそも あの人とは違う」そう思ってるが



植え付けられた深いものとは

長い時間向き合って行かなければならない



今ならば

完全に「虐待」と言われるんだと

そう思う



どんな生きて行き方をするのか

遠くから見ていたが

母はずっと そんな風に生きているようだ