いのちの電話

いつだったか

何年前だったか?

10年程かな? 「いのちの電話」と言う存在を知った


何度も 何度も利用した事がある

誰にも言えない悩み

私がおかしいのか?と言う悩み



つい最近 旦那と話をしました

ずっと無言で ずっと無言の後 一言

「俺が口開いたら お前と喧嘩になるよ」

でした



「喧嘩になるって事は 私を否定する事しか言葉が浮かばないって事?」



旦那は また無言でした



あー 本当にこの人とは 話し合いも出来ないんだ



この人 家族って概念や夫婦って概念もないんじゃないかな?



「するべき」「しない事」親なら

嫌でもしなければいけない事が山程ある

けれど

「したい」か「したくない」かしか

旦那にはない



世の中のあるある話と違う所は

「度合いと頻度」だと思う



500回話し合って10回否定されるのか

500回話し合って400回否定されるのか

そんな感じだと思う



もちろん私は後者


いのちの電話へ電話した

私は離婚を本当に考えていた

明るい光など見えない

旦那が受診しても 彼は「だから?」と先のない返事



もう いいんじゃない?

もういいよね?なんて繰り返される心の中



急に誰かと話をしたくなった

不安で モヤモヤして 悲しくなって

それで 電話をした



女性の相談員が出た

一通り 私の話をしたら


「さっきから 聞いてると あなたがどれだけ苦労されたかは分かりましたが 旦那さんの取り扱い説明ばかりで 私はあなたの旦那さんには詳しくなりましたがね 肝心なあなたはどう思ってるんですか?」



と言われた

私は「旦那の取り扱い説明ばかり してたのか。」と言われて気付く



私の気持ちを相談員に話をした



すると

「あのね もうこんな時間なんです!分かります?」

「私ね 眠たいの」

「あなた 自分の事考えてなさ過ぎ」



「どうしたいかだけ!完結にまてめて話して下さい!私 眠いのよ!」



と言われた



そうなんだよね?

相談員だから 話が分かる保障なんてないし



私電話した事事態 後悔し始めましたよ

「たぶんですが こういった場所に電話する方々は たぶん聞いて欲しい気持ちだけだと思います」


私はそう伝えると



「はい 分かりました」とあちらから

電話を切られました



合計25分



世の中にはこういう人もいるよね

私 バカみたい

そんな人に対して相談したなんて




と思いました

が 世の中こんな人ばかりじゃないよね



とも思いましたよ



アスペルガーかも知れない

障害なんだと分かっていても

口から出る言葉には ねぎらいも感謝も

心配する事も何もない


将来の事を考える言葉さえない



そうやって17年

私しかいないんだって 私なりに生きて来たけど

私しかいないなら

母子でいいんじゃない?と思う



旦那は旦那でイキイキ生きて

私は私でイキイキ生きて

その二人が同じ家庭にいると

意志疎通も出来ないし 精神も圧迫される



うまく付き合って行ける想像が付かない

話をしても

必ず意味不明な返事しかない



「あの番組どう思う?」なんて質問には

ニコニコ笑いながら答える



子供や私の話になると無言で否定


理解力もない

そもそも 「捉え方」「見え方」が違うんだから

彼は彼で正しいと疑ってない


世間はとか 普通はとか全く通用しない

「自分の世界」でしか見ない旦那



だから 子育てしてても 仕事してても

ねぎらいなど皆無

関与もない


あるのは 「ママがいないと生活出来ない」と言う事




「私 話聞いてて 本当にそんな人いるのか?なんて思いました」と女性相談員に言われたけど




いるんです



彼が悪い訳じゃない

それは分かる

けど 息子と娘が障害を持つ中で

旦那もそうなんだって 私一人ではパンクしちゃう



ネットでは

そんな家庭でも 家族として生きている人もいる



親すらいない私

親すらいない旦那


「私の人生 考えていいかな。」

「私 リタイアしていいかな。」




いのちの電話に電話して

「あなたは あなたを考えないんですか?」



なんて 眠い中言ってくれたけど

考えたいですよ



考えたいですよ



私の努力が足りなかったと責め

旦那を理解したいと努め

子供だけはと自分なりに守り

生活だけはと夜まで働き

旦那の義母とのわだかまりを取り



一つもねぎらいもなく

感謝もなく

否定されるのです