発達障害から学ぶ事

発達障害の診断を受けた家族の方々


私もその中の1人です



「障害」と分かり

「子育てが悪い訳では無かったんだ」と救われ…


分かるまでの14年間

自分を責めない日はなく

「私が何とかしなきゃ」と

息子の「特徴」も知らず…



あの手この手…努力する日々



これらが 障害と分かり

「そうだったんだ…」と救われたのです



息子自身も「やっぱりそうだったんだ」と

受け入れた様子でした



しかし 次に待っていたのは

その「障害」と言う「ワード」から来る

「障害」「壁」でした



私は書物を読み漁り…息子の特徴を知り始めました

息子も 自分を知る事を初めました



知れば 知る程

「じゃあ どうして生きて行けばいいのか?」

分からなくなりました



息子の不登校

息子自身も苦しみ…

「苦しいなら行かなくていいよ」とは

言うものの…



その先に「不安」が付いて廻ります



息子もそうでした

息子の方が「不安」でしょう



「思考回路」をいとも簡単に変える事など

出来る訳はなく…



アスペルガーの「特徴」は知りましたが

14歳の息子をどう育てて行く事が

「正解」なのか…

分からなくなったのです



感情コントロールが出来にくい息子

「障害」を知る前は

「叱って」いました



が…これも特徴です

叱らず 諭すか…それで伝わるのか?

私は途方に暮れました



ただ 笑顔だけは絶やさないでいようと

そんな風に毎日を送っていました



ある夜

息子の寝顔を見に行きました




スヤスヤ寝ている息子を見ながら

「生きてくれてるだけで 幸せなんだ…」

そう涙しました



学業なんて やろうと決めた時から

いくらでも出来る

今「普通」に学校へ行く事が

息子の「1番大切な事」ではない…



そう思えたのです



私は母親となり

わが子に「普通」を求めていた気持ちを

捨てました




息子が生きて生きやすい「環境」の源は




「私」なんだと…




それは 息子が「発達障害」だったからこそ

学べた事でした



発達障害だから何か?

私の大切な子どもには変わりありません




無責任な他人の声に傷付き

涙を堪え…

それでも「他人」に理解を求めて…

また 傷付き…



私も わたしを理解してくれる環境に

「身」を置く事だと

気付きました




本当に 今まだ「最中」ですが

学び多き毎日を送っています




旦那についても ブログの中で

身勝手に愚痴ってますが

心の中では 彼は彼なりに

子供達の事を考えている事は分かります



ただ 分かり合える事は難しいですが…




子供が親にしてくれ 人間にしてくれてると

思います




私はまだまだ まだまだ

学びが足りません




今まで殻に閉じこもって来ましたが

最近 少し外と「交流」を持とうと思っています




「息子と同じ」障害を持つ親御さんの会に

参加してみよう…と




また 参加しましたら

感想や感じた事 ブログに書きたいと思います