父子関係

旦那が長距離トラックの運転手だった頃

週末しか帰宅出来ない生活でした


上の子供たちは

「今日パパ帰って来る?」と毎日私に聞いてました


旦那が帰宅すると

「今日仕事行く? 仕事ない?」と聞いてました



トランプしたり

一緒にお風呂に入ったり 日曜日は公園行ったりプラネタリウム見に行ったり

色々してくれました



が それは何ヵ月に一度あるかないか

毎週帰宅しては

「うるさいなー」「疲れた」「無理 無理」

もしくは

ずっと「無視」



前にも書きましたが

夕方まで寝て 夕飯食べて ゲームかTV見て

「仕事行くわ」と出て行く

こちらの方が断然多く むしろ日常的でした



「パパはね みんなが寝てる時 運転してる仕事なんだよ だからお休みの日は寝かせてあげようね」

そう子供たちには言って聞かせてました


「お父さんと遊びたい」

そう子供たちは強く 強く思っていました



だからたまに連れて行ってくれる 公園や外出はものすごく期待度が高い 興奮度が高いものでしたが



旦那は「連れて行く」だけで

「一緒に遊ぶ」訳ではなかったようです



今子供たちは

「傍観者だった」と表現します


公園へ行っても ベンチから動かない

すぐ「帰るぞ」と言われる



外出でも「無言」



いつしか 「お父さんに期待するのを諦めた」と言います




週末しか帰宅しない旦那は子供たちからすると

「レア度」が高く 気持ちが募ってる訳で

その子供たちに全て答えるのは

難しいと思いますが



度合いと頻度

旦那は「傷付けて」しまってました



息子がいずれ来る「思春期」

私は息子が旦那をバカにしてはいけない

そんな恐怖感がありましたので



「お父さんが一生懸命働いてるから 食べて行けるの」

「お父さんが一生懸命働いてるから フルーツ買えるんだよ ありがとうだね」

と日常的な会話にモリモリ盛り込んでいました



旦那の食事を用意する際も

「パパの好物だよ 一生懸命働いてるからね」



お給料日も

「ありがとうございます」

そんな風に盛り込んでいました




何か買う度

「パパ ママが服買ってくれたよ パパありがとう」

そんな風に子供が言うようになってました



そして大きくなり

「働くって 誰でもしてるんじゃないの?」

「父親って 働くだけでいいの?」

「公園で遊んでる子供たちが どれだけ羨ましかったか分かる?」

「お父さんは何でお母さんを苦しめるの?」

「何であの人は話が伝わらないの?」

「聞こえるんだよ お父さんとの会話」

「笑える位 幼稚なのはなんで?」

「僕の友達が お父さんとボーリング行ったんだって どれだけ驚いたか分かる?」


「なんでお金使うの?」



小さな頃から

隠して来ただけで 子供たちには見えていて

子供たちも悩んだと言います


頭では理解しますが

ガス欠の私に答える言葉がありません